日々の雑想ブログ -生死観・信心など-

これまでの振り返りや、日々の所感をつづりたいと思います。

中学から大学合格まで

中学生から高校生の頃は、思想などの力で死を乗り越えて生きていくことができるのかとも考え、文学をかじったりもしました。武者小路実篤の「一休」という本も読みやすく、印象に残っています。
友人から誘われて、天理教おぢばがえりにも行ったりしました。イベントみたいで楽しそうだったことと、「陽気暮らし」というフレーズに魅かれて、そういうところに死を超越できるものがあればいいなという気持ちでした。天理教の教会の人は、おそらく私を教化したいと思われたのか、色々なイベントに誘ってくれましたが、両親は息子が宗教に走ろうとするのを心配し、そのうちかなり反対するようになり、けんかになったことも覚えています。

大学は父の影響もあり、はじめ医学部を希望しましたが、落ちてしまい、1年浪人しました。駅前の予備校に入りましたが、パチンコや煙草、お酒などの楽しみを覚えて勉強はおろそかでした。予備校もさぼりがちで、成績はさらに低下してしまいました。医学部はとても無理だとあきらめました。代わりに、生き物が好きだから生物学科にでも行こうかなと、漠然と進路変更をして、19歳で金沢大学の理学部に入学しました。