日々の雑想ブログ -生死観・信心など-

これまでの振り返りや、日々の所感をつづりたいと思います。

サークルの勧誘

新生活に期待を膨らませていましたが、そこでアルタというサークルの勧誘にあいました。
あとから分かりましたが、これは親鸞会という浄土真宗系の宗教団体が実質母体となっているサークルでした。
最初「サークルの説明会をしている」と誘われたので、色々なサークルの紹介をされているのかと、勝手にイメージして説明会場についていきました。実際はそのサークルの勧誘でしたが。
そこで「人生の目的を考えたことがあるか」と尋ねられました。目先の目標は自分なりに考えてはいましたが、人生自体の目的などは考えたことがありませんでした。

また、その時に豊臣秀吉の辞世の句も紹介されました。


【露と落ち 露と消えにし我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢】


「秀吉のような大事業を成し遂げた人でさえも、このような儚い言葉を残して世を去っているのか。人生の目的というものをちゃんと考えないといけないのかな…」と考えさせられました。
同時に、この人生の目的というものを達成すれば、たとえ死が来ても満足と言える、というところも魅力的に感じました。
現在、社会問題ともなっている旧統一教会も、当時「原理研究会」というサークルを大学で勧誘のために展開していました。ですから宗教ということに警戒心は持っていたのですが、先輩から「(世間でいうところの)宗教ではないよ」と言われたことと、熱心な勧めもあって、その場でアルタに入部をしました。