日々の雑想ブログ -生死観・信心など-

これまでの振り返りや、日々の所感をつづりたいと思います。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

龍雲先生とのご縁

色々遍歴がありましたが、結局「自分が死んだらどうなるか」「死の不安をどうしたら癒すことができるのか」については分からないままでした。時々、懐かしい気持ちから親鸞会のサイトをみたり、知っている講師の動画をみたりもしました。また批判のサイトを…

緩和ケア病棟で感じたこと

緩和ケア病棟を希望したのは、「死にゆかれる方のケアをしたい」というよりも、「人はどうやって死と向き合っていくのだろう」ということを、亡くなっていかれる方の姿から教えて頂きたかったというのが大きな理由です。自分のためであり、少し看護師の動機…

看護師になる

人生の目的を見失った気持ちになりましたが、とりあえず生きていかなければなりませんので、何か資格があった方が良いかと愛知県の看護学校に2009年に入学しました。37歳でした。おじさんが10~20代の若い子たちと一緒に学生できるのか、とても心配でした。…

退会のきっかけ

そんな中、親鸞会に疑問を感じるようになったきっかけはささいなことでした。 それは、退部後しばらくして、講師の保証金の未納分を納めるよう連絡がきたことです。たしか数万円でしたが、講師の時、経済的に苦しく、保証金を納め切ることができていなかった…

講師を退部

高森会長の聴聞は日ごろの疲れもあり、なかなか集中できませんでした。次第とどうしたら活動の成果をあげることができるか、上司の心証をよくできるか、とそんなことばかり考えるようになっていました。仏法に対する情熱も次第に薄れつつありました。そんな…

信心獲得するための活動

そして親鸞会では、信心決定するために大切なことは、一番は聴聞で、次にお勤め。そして善をしなければ信仰はすすまないと言われ、強く善行を勧められました。「勧められた」ではありますが、実際は目標を設定し、賞罰があるというものです。「なぜ目標が必…

後生の問題の解決について②

しかし「なかなか信心決定できない」など口にしますと、「問題の重さが全然わかっていない」と逆に厳しく注意を受ける雰囲気がありました。「後生の問題は、今生(この世)の問題でないのですよ。多生(生まれ変わり繰り返しながら)の問題なのですよ」「豊…

後生の問題の解決について①

講師となり、人にえらそうに教えを説くようになったのですが、肝心の私の後生に関する問題は解決されないままでした。浄土真宗では、この問題は、自分が修行などすることで、とても解決は不可能と教えられます。欲や怒りなど煩悩一杯の私には、修行などとて…

大学を除名、講師となる

もともと大した目標もなく大学に入っており、親鸞会に夢中となり、聴聞の費用を稼ぐためのアルバイトも忙しく、学業はおそろかというか途中放棄してしまいました。ただ、これはもともと予備校をさぼるような怠惰な私の性分が原因と思っています。実際ちゃん…

親鸞会とのであい

聞きはじめは半信半疑でしたが、次第に「これはすごい教えに出会ったな」と思うようになっていきました。そして、唯一本当の親鸞聖人のみ教えを説かれているという、富山県にある親鸞会の高森会長の話を聞くようになりました。これまでは、仏教、特に浄土真…

部会の話

アルタでは、はじめ色々な哲学者や文学者・歴史上の人物などの言葉を出して、人生について考えるような部会が開かれました。当時の部長が主に話をしてくれたのですが、金沢大学出身の親鸞会講師の人でした。そのようなことを知らない私は、「大学というのは…

サークルの勧誘

新生活に期待を膨らませていましたが、そこでアルタというサークルの勧誘にあいました。あとから分かりましたが、これは親鸞会という浄土真宗系の宗教団体が実質母体となっているサークルでした。最初「サークルの説明会をしている」と誘われたので、色々な…

中学から大学合格まで

中学生から高校生の頃は、思想などの力で死を乗り越えて生きていくことができるのかとも考え、文学をかじったりもしました。武者小路実篤の「一休」という本も読みやすく、印象に残っています。友人から誘われて、天理教のおぢばがえりにも行ったりしました…

生い立ちについて

まずは私の先生のおすすめもあり、私の生い立ちから現在に至るまでの心境の変化について、振り返りながら述べさせて頂きたいと思います。長くなりますので、いくつか区切っていきます。 私は岐阜県出身で、生まれて50年ほどになります。両親と弟、妹の5人家…

はじめに

はじめまして。ブログをのぞいて下さり、ありがとうございます。私は現在、看護師を生業としていますが、以前は親鸞会と言う浄土真宗の宗教団体の講師もしていました。もういい歳をしたおじさんですが、少し振り返ってみて感ずること、またこの先どのような…