もともと大した目標もなく大学に入っており、親鸞会に夢中となり、聴聞の費用を稼ぐためのアルバイトも忙しく、学業はおそろかというか途中放棄してしまいました。
ただ、これはもともと予備校をさぼるような怠惰な私の性分が原因と思っています。実際ちゃんと卒業している同輩や先輩、後輩もいたのですから。自己責任ですね。
しかしそんなことを親に言う勇気もない私は、留年しても「大学院に行っている」とウソをつき、学費を7年間も出してもらい続けました。その仕送りさえも聴聞費用や、お布施のために使い込んでしまいました。学費未納となり、最終的には大学を除名になっています。後日、それが伝わり、両親を心底悲しませてしまいました。
本当に、とんでもない親不孝のクズ人間だと思います。
滑稽な話ですが、そんな状態でありながら、当時は「なおさら仏法一つに生きていくしかない」と逆に考え、親鸞会の講師になることを決意しました。