日々の雑想ブログ -生死観・信心など-

これまでの振り返りや、日々の所感をつづりたいと思います。

信心獲得するための活動

そして親鸞会では、信心決定するために大切なことは、一番は聴聞で、次にお勤め。そして善をしなければ信仰はすすまないと言われ、強く善行を勧められました。「勧められた」ではありますが、実際は目標を設定し、賞罰があるというものです。
「なぜ目標が必要なのか」については、「私たちは怠けたい一杯の心しかない。だから目標がないと、一生懸命になれないから」が理由として説明されていました。
もちろん「私の善行が間に合って、信心決定するものではない」と、釘は刺されていました。それだと自力(私の善行)が間に合うということになってしまうからです。あからさまに他力の教えではなくなってしまいます。
しかし、他力になるまでは、自力で真剣に求めなければ、自力は廃らない、というようなことは言われました。
「真剣になろうとしない人は、真剣になれない自己の姿は分からない。だから『その気になれば真剣になれる』という自力の心も廃るはずがない」という論法です。
真剣な善行(活動)に励もうとしない人は前述(後生の問題の解決について②)のように、仏法が分かっていないと注意をされました。
親鸞会へのお布施を募る、富山の高森会長の法話に人を誘う、仏法の話を伝える(途中から高森会長のビデオ法話をみて頂く)、会員を増やす、親鸞聖人のアニメ頒布などが当時の活動でした。