時間が経つのは早いですね。あっという間に6月も後半になってしまいました。
飼っている犬の散歩をしていて、感じたことを書かせて頂きます。
うちの犬はきれいな景色とかあまり興味ないようです。
3月の終わりには桜をみながら散歩をしようと思い、犬を連れて某大きな公園に行きました。天気もよく、桜も満開で、とても気持ち良い散歩道でした。
しかし犬はそんな景色は気にもとめず、あちこち地面や草むらに鼻をすりつけて臭いをかぐのに一生懸命でした。気の向くままあちこちせわしなく嗅いで回るものだから、後ろから来た自転車にあやうくぶつかりそうになる時も。「おいおい」と。
そんな姿を見ると、阿弥陀様は私のことをこんな風にご覧になっておられるのかなと感じます。
仏様の望まれるお浄土などには興味なく、欲や怒りであれこれ忙しく娑婆を飛び回っている私をここまでご誘導して下されているのかな。
もちろん人間と犬の知恵の関係は相対的なもので、仏様と人間の知恵の違いにたとえることは誤りとは思いますが。
全ての人は、それぞれの人生、あれこれ迷いながら過ごされていると思いますが、その一人一人に阿弥陀仏はついて下さり、ご誘導続けておられるのだと、改めて感じました。