日々の雑想ブログ -生死観・信心など-

これまでの振り返りや、日々の所感をつづりたいと思います。

犬の散歩中に感じたこと

先日の人間ドックで引っ掛かり、今月はじめに大腸検査を受けることになりました。
以前、消化器内科で勤務していた時、患者さんに説明していたことと同じ説明を受け、検査を受ける立場になるのは少し不思議な感覚でした。本当に「われや先、ひとや先」…ですね。結果が分かったら、またお伝えしたいと思っています。

 

それとは別の話になりますが、少し前から職場での人間関係に悩むことがあり、今日も仕事のあと、その方とのやりとりについて悶々とした気持ちでいました。

帰宅して、とりあえず愛犬(りく)の散歩に出かけましたが、散歩中も職場のことが頭をめぐり、「どういう態度であればよかったのか」「どう言えば良かったのだろう」などずっとあれこれ考えていました。そんな中、りくはりくで、何にもない地面をえらい真剣に臭いを嗅ぎ続けていて、そんな姿を見た時、思わず笑ってしまいました。

「何をこの子は、そんな地面なんか一生懸命嗅いでいるのだろう。かわいいなあ。この子にとっては大事なことなんだろうなあ」と。
その時、「阿弥陀仏も、あれこれ悩んでいる私のことをそんな風に愛おしくご覧になっておられるのかな…」とふと感じました。
私の周りには仏法を聞かせるご縁となって下さる、還相の方がたくさんおられるとお聞きしました。
どなたが還相の方なのか、煩悩の私には知る由もありませんが、姿を通して、阿弥陀仏のことを思わせてくださる方は、犬も職場の方も、もしかしたらそうかも知れないと思ってもいいのかな…、など感じた今日この頃でした。

南無阿弥陀仏