日々の雑想ブログ -生死観・信心など-

これまでの振り返りや、日々の所感をつづりたいと思います。

人間ドック

本日は勤め先の病院で年に一回の人間ドックを受診しました。
午前中に一通り検査を終え、午後の面談で医師から説明を受けましたが、今回便潜血が陽性とのことでした。
便に血が混じるのは単に痔などの出血もありますが、大腸がんの可能性もあるので、近々大腸カメラで精査をすることになります。
もっとも便潜血が陽性の人が、がんと診断されるのは、数パーセントなので、全然イコールがんではないですが、やはり「いつか自分も死ぬ」ということを意識させられますね。
と言いつつ、今は「どこで検査を受けようかな。痛いのかな?勤め先の病院は知っている人がいるので嫌だなあ…」とかそんなことばかり考えています。
がんが確定したら、どんな心境になるのかな…と、思います。

ニュースをみれば、毎日私より若い方が、突然命を奪われる痛ましい事件や事故は、途切れることがありません。
死ぬのはもちろん嫌なことだけど、ある程度命の目安がみえることで、逆に自分の残り時間をより大切に考えることができる猶予が与えられたと思うと、ある意味、恵まれた死に方なのかなと感じます。…など言いつつ、脳出血心筋梗塞で今晩逝かない保証はどこにもありませんが。
物心ついた時から、意識していた「死」がいよいよ来るのかなと思うと、何とも言えない気持ちなります。ただ死んだらどうなるか、ということについては、阿弥陀仏にお任せさせて頂くことができたのが、ありがたく思っています。

 

「人間のはなかき事は老少不定のさかひなれば、誰の人も、はやく後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏を深くたのみまいらせて念仏申すべきものなり」(白骨の章)

南無阿弥陀仏