日々の雑想ブログ -生死観・信心など-

これまでの振り返りや、日々の所感をつづりたいと思います。

ご示談②

今回のご示談で、教えて頂いた一つは、「心境が変わった」とは、「聞く耳を頂いた」ということだから、これから聞いていくことが大切、ということです。
今までは信心を頂いたら、それで終わりでいいというイメージでした。
心境が変わった=信心を頂くとは必ずしも言えませんが、どちらにしろこれで終わりではないですね。
聞かせて頂くほど、喜びも増してくるものと教えて頂きました。

たしかにそうだなと思いました。南無阿弥陀仏を頂くとは、譬えるなら大学の合格通知を頂くようなものと思います。
これまでは、どれだけ勉強(聴聞など)頑張れば合格できるかと考えていました。しかし合格通知はすでに届いていた。それに気付かせて頂けたことは、本当に有り難いことと思います。
しかし、それがどんだけすごいことか、合格頂いた大学はどれだけ素晴らしいところなのか、については、全然わかったつもりで分かっていません。
それを聞かせて頂くからこそ、合格通知のありがたさもより分かる。それは程度の問題であり、聞くほどより深く感じることができる。だから聞かないのは本当にもったいないことと感じました。

たしかに、心境が変わり、「妙好人の言葉」などのご著書も「本当にそうだな、そうだな」と読ませて頂くことが出来るようになりました。
しかし一方、やはりお酒飲んだり、美味しいモノ食べながらダラダラしたり、寝るなどの快楽の楽しみは強いですね。限りある残り時間をそんなことばかりに費やしている。それは本当にもったいない事と思いました。少し耳に痛いことでしたが、その通りと思いました。

 

南無阿弥陀仏